埼玉県本庄市|墓地・水子供養「成就院」>旧本庄警察署
旧本庄警察署
明治16年(西暦1883年)に本庄警察として建てられた洋風の建造物で埼玉県本庄市に残る貴重な近代化遺産。
木造二階建て、瓦葺の漆喰塗大壁造り。正面から見ると二階にベランダがあり、アカンサスの葉を彫刻した木製列柱を設け、さらに洒落た手すり金具も取り付けられている。ベランダ出口には半円窓が設けられ、室内には天井の灯火掛け部分に円形のレリーフが施される等モダンな造りが特徴。
警察署が移転
昭和十年(西暦1935年)に警察署が移転した後も、埼玉県本庄市の本庄消防団本部、簡易裁判所、区検察庁、本庄公民館、本庄図書館として利用され本庄市民に親しまれた。
歴史民俗資料館
この間改修が幾度か行われ、外観が一部変化したが、昭和五十五年(西暦1980年)に建築当初の姿に復元整備され、歴史民俗資料館として開館長らく本市の歴史を伝える施設として、その役目を果たしてきたが、(本庄市教育委員 平成28年3月 掲示板より)
本庄早稲田の杜ミュージアムが令和2年5月15日(金曜日)に開館することに伴い、令和2年2月29日(土曜日)に閉館
成就院とは
埼玉県本庄市児玉町の真言宗のお寺です。成就院(じょうじゅいん)は遡ること、1675年(延宝3年)元広によって開基されました。延宝年間から元禄年間の頃は、徳川4代将軍家綱公の末期から、5代将軍家綱公の初期に当たります。徳川時代に入り特に新義真言宗は手厚い加護を受けました。現在も本堂・墓地からは埼玉県の秩父連山と群馬県の赤城山・榛名山・妙義山の上毛三山を見渡す景勝の地にある当山において、平成6年に本堂が再建され、各種ご供養には埼玉県をはじめ、東京、群馬県等からも信徒の皆様にご来山いただいています。